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夏の終わりはなぜ苦しい


引っ越ししてから目まぐるしい。

8月入ったあたりから、風邪をひきはじめ、

お盆を過ぎ、台風がやってきて、今もなお、治らない。

く、くそ。なぜだ・・・。

体は休息とおなかにやさしい食べ物で少しずつ回復するのだろうが、

心はそういうわけにもいかない。

積もり積もって爆発したものが解決したとしても、はいちゃんちゃん、と

ならないのが現実なのだ。

「病みそうになったら、絵を描きなよ」

と親友に8年前に言われた。

わたしはずっとそれを守ってる。

ずっと憧れていた人に、

「そんなことで人を頼るな」

と不機嫌になられたことがあった。

わたしは人に頼らなさすぎて、はじきものにされていたし、

よく友人たちからも

「一人でなんでもできると思うな、ちゃんと頼れ」

と言われていたので、

憧れのお方から頂戴した言葉にはびっくりしたし、ひどく傷ついた。

そのセリフは、わたしがずっと自分に言い続けてきた言葉で、

たぶんその方ももしかしたらずっと、そうやって生きてきたのかもしれない。

傷ついたのは、勇気をもって踏み込んだことを否定されたからだ。

でも、頑張ったから評価されるなんていうのは子どもだけで。

あ、わたしは子どもの時も頑張って評価されたことはなかったっけ。

評価は、評価。頑張りましたで賞はない。

少し前、のっぴきならない事情から、その方にお願いのメールをした。

返答がものすごくそっけなさすぎて、わかっていたことだけれど悲しくなった。

もしかしたらこの方は、いろいろ利用されてきて、

わたしと同じくらい人間不信なのかもしれないな。

そして自虐的な方ではなく、健全に拒否できる生き方を選択できたのでしょう。

ならば、よいのかもしれない。

自己犠牲は何も生まないと、経験として知っている。

それからずっと苦しくて、今の今まで考えていた。

わたしは、頼りたくないわけじゃない。

頼れないんだ。そうなのか?そうなのかもしれない。

頼るって何かな。

でも、今日はたと気づいた。

あの人は、つい最近まで「実家暮らし」だったこと。

わたしは、そろそろ考えるのはよして、

嫌われることを鼻で笑える大人になろうと思う。

頼られたら頑張るよ。わたしの愛する女子限定だけどね。

時々どこにむかっているのかわからなくなる。

中二病で笑えればいいけれど、誰が何を言ったって、

私の人生代わりにうまくやってくれるわけじゃないから、

のらりくらりとやっていくしかないんだなって思った。

これ、菫ちゃんが読むかわからないけど、

来年東京で、再来年札幌で、個展やりたいな。

菫ちゃんともっと仲良くなりたい。

これも頼ってるか。そうだよな、はは。

言い訳しておくと

わたしが頼りたいのは、大切に想っている人だけだから。

「わたしが頼ること」に価値があるかどうかは、受け手次第だけどね。

言い訳ってより、脅迫みたいになってしまった。

早く風邪治れ。

わたしの本当の願いは逆立ちしても叶わない。

だから時々もうやめちゃいたくなるんだよ。

やめないけどね。

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